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万博トピックス

「ショートショート フィルムフェスティバルEXPO2005」表彰式の画像1 「ショートショート フィルムフェスティバルEXPO2005」表彰式の画像2

「ショートショート フィルムフェスティバルEXPO2005」表彰式
グランプリはロシアの『ザ・ゴッド』

「自然の叡智」をテーマとした短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバルEXPO2005」のメーンフェスティバルが10日、EXPOドームで開催されました。

4月26日からの約4カ月間、世界89カ国から2773編もの作品の中からノミネートされた43作品を、愛・地球広場のエキスポビジョンで毎夜9時から上映してきました。

この日は、ノミネート作品の中からグランプリの1作品、準グランプリの2作品が選ばれ、表彰式が行われるとともに、それらの上映が行われました。

グランプリに輝いたのは、ロシアのコンスタンチン・ブロンジットさんの『ザ・ゴッド』。千手観音像が、何本もの手でたかるハエを捕まえようとする光景をこっけいに描いたコメディー映画。観音像がハエ捕りに夢中になってたくさんの手を絡ませたり、捕まえられずイライラする感情を表現したりする場面では、会場は笑いの渦と化しました。最後は観音像がハエに変身。うる

「ショートショート フィルムフェスティバルEXPO2005」表彰式の画像3

【写真左上】ノミネート作品も上映された
【写真右上】中野裕之監督の作品『RE:サイクル』
【写真下】グランプリに輝いたロシアのコンスタンチン・ブロンジットさんの作品『ザ・ゴッド』

さいハエを追い払うためには神様だって生まれ変わらなければならない、というメッセージが込められていました。

催しの中では「ピースな映像作家」として知られる中野裕之監督や、歌手のチャゲさんによる作品なども上映され、会場をいっぱいに埋めた来場者は、映画ざんまいの宵を楽しみました。(9月10日)