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万博トピックス

最終講義に哲学者梅原猛さん
「21世紀・万博大学」が閉学

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【写真上】「自然の叡智・人間の知恵」をテーマに講演をする梅原猛さん
【写真下】万博大学学長の後藤淳愛知工業大学総長から表彰される小嶋靖弘さん(中央)と武田裕子さん(左)

愛知工業大学主催「21世紀・万博大学」の最終講義と閉学式が10日、EXPOホールで行われ、哲学者の梅原猛さんが「自然の叡智・人間の知恵」をテーマに講演しました。

梅原さんは、「現代は、35年前の万博の時のような進歩思想はなくなりました。自然の叡智を学ぶのが人間の知恵。狩猟・採取時代の考え方に戻らなければなりません。しかし、科学技術の進歩は無くてはならないもの。これからは自然征服に利用するのではなく、自然と共存する科学技術が必要になります」と話しました。

講演後の閉学式では、一般受講者を代表して皆勤賞の、武田裕子さん(愛知県豊田市)と小嶋靖弘さん(同県一宮市)が万博大学学長の後藤淳愛知工業大学総長から終了証の授与と表彰を受けました。武田さんは「13回の講義が万博で一番有意義な場所でした」、小嶋さんは「現在地球が抱えている問題を学ぶことができ、自分のできることで社会に貢献したいと思いました」と感想を話しました。

4月9日に開校した全13回の講義は、同大学の学生や一般の受講生を対象に、長久手会場と同大学キャンパスで開かれ、日本を代表する各界の専門家が講師として登壇。21世紀の科学技術と人間の関わりをさまざまな角度から提案しました。(9月10日)

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