イエメンの舞踊グループ「アサーラ」による伝統音楽と踊りが7日、愛・地球広場で披露されました。午前中に降っていた雨も止み、太陽が顔を出し始めた会場には来場者が次々に集まりました。
ステージでは、タブラ(太鼓)、ミズマール(笛)、ウード(弦楽器)など伝統楽器によるアラブ音楽の演奏にのせて、短剣を振りかざして踊る「ジャンビア(短剣)ダンス」が披露されました。ジャンビアは、イエメンの男性にとって一人前の戦士の証です。メンバーは、リーダーに合わせて、ジャンビアを頭上に掲げながらジャンプをしたり腕を組んで回ったり、軽やかに舞いました。
「アサーラ」は、グローバル・コモン1のイベントスペースやイエメン館前で毎日ショーを繰り広げていますが、いつもとは違う広々としたステージを大きなステップで駆け回り、来場者からの手拍子が巻き起こると満面の笑みを返していました。(9月7日)
【写真上】伝統楽器のウードなどでアラブ音楽を演奏
【写真下】ジャンビアを頭上に掲げながらジャンプ
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