9月最初の土曜日の3日、朝から青空の広がった愛・地球博には、多数の来場者が詰めかけ、1日の総入場者は24万9873人。これまでの最高だった7月17日の21万5976人を3万人以上上回りました。
開場の午前8時30分には、約2万6200人がゲートで待機。11時に10万8650人と、同時刻での過去最高を更新しました。博覧会協会は午後0時30分、入場抑制の可能性があるという告知を、携帯電話やパソコンのホームページ、近隣の交通機関の駅などで行いました。しかし、その後も来場者は続々と押し寄せ、会場内にとどまる来場者数は、午後1時半に16万6921人に達しました。
会場内は、グローバル・ループも各コモンも、見渡す限り人、人、人。ループを走行するグローバル・トラムは混雑のため約2時間半、運行を停止しました。また、会場内各所で、パビリオンや飲料水・お土産、さらにはトイレに待ち列ができました。
愛知県岡崎市から家族4人で来た大井千香子さん(36)は「朝、ホームページを見たら駐車場が混雑していたので、シャトルバスで来ました。覚悟はしてましたが、すごい人出ですね」と驚き顔。携帯電話で混雑情報を検索中の静岡県浜松市から来た女性2人組は「午後2時ごろからは、ホームページを開いて混雑情報にたどり着くのも一苦労。今日は会場の混雑状態を見に来たようです」と見学をあきらめ気味。会場で大勢の人が一斉に使用したためか、一時は携帯電話もつながりにくい状態になりました。
閉幕の25日まであと22日。今後、駆け込み客がますます増えることが予想されます。(9月3日)
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