イタリア館のホールに展示されているレスキューロボット「ローラーウォーカー」の開発者ミケーレ・グアルニエリさんが28日、同館で講演会を開きました。
グアルニエリさんは、イタリアのロボット工業界の明日を担う研究者で、おもに、人間の手が及ばない危険な場所で活躍するロボットを開発しています。
講演では、荒地ではしっかりと足を付けて移動し、平地では足が車輪に変化するローラーウォーカーの構造を、映像を使って説明しました。続いてデモンストレーションを行い、平地モードと荒地モードの2種類の動きを披露しました。一歩ずつ踏みしめて歩く荒地モードから、素早い移動をみせる平地モードに切り変わると、あまりの動き方の違いに来場者から驚きの声が上がりました。
そのほかにも、サンドバギーを改良した地雷探索ロボットや尺取り虫のような動きをするレスキューロボットなども紹介しました。(8月28日)
【写真上】イタリア館で展示されているレスキューロボット「ローラーウォーカー」
【写真下】映像を使ってロボットの構造などを説明するグアルニエリさん
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