万博トピックス

長久手会場の森の自然学校とグローバル・コモン3で、携帯できる最先端ＩＴ端末による案内実験が行なわれています。自然学校は28日まで、コモン3では９月９日まで体験することができます。

森の自然学校「絵ものがたりの散歩道」では、場所確認機能を搭載した携帯端末が森を案内する「携帯端末ガイドツアー」を実施しています。端末を持って森を散策すると、その場所に応じた、植物や昆虫などの情報が自動的に画面に表示されます。携帯端末には一般向けの「北の森なるほどコース」、子ども向けの「クイズで親しむ北の森コース」、より詳しい情報を知りたい人向けの「樹木博士コース」の3コースがあります。

一方、グローバル・コモン3では、多言語でパビリオンやレストランを案内する携帯端末「ユビキタス観光ガイド」の実証実験が行われています。コモン3周辺に無線を張り巡らし、その場所に応じたさまざまな観光情報が表示されます。さらに、コモン入り口にある地図に設けた情報取り出し場所に、端末を近づけることで、より詳しい情報を検索することができます。

日本語のほかに英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語に対応していて、画面表示だけでなく音声による案内もできます。この端末は、9月9日までEXPOエコマネーセンターの裏にある「ユビキタス万博事務局」で貸し出されています。利用するには、ファックスかインターネットからの予約が必要となります。（8月27日）