万博トピックス

台風11号接近に備え予防策
夕方からの雨に中止イベントも

東海地方に接近した台風11号に備え、博覧会会場ではさまざまな対策がとられました。

午前中はグローバル・ループ上にある布製の会場案内図を閉じたり、分別収集のごみ箱をひもでくくったりと担当者は大忙し。タイ館の前に置かれた赤鬼、青鬼が風で倒れないようしばられている姿も見られました。格納庫にゴンドラが収められたモリゾー･ゴンドラとキッコロ・ゴンドラは、終日運行を見合わせました。入場者は平常より少なかったものの、企業パビリオンゾーンなどでは、いつもと変わらずにぎわっていました。

愛知県安城市の家族連れは「事前に観覧予約を入れていたので、台風を気にしながら来ました。子どもたちは長靴を履かせているので、ちょっとかわいそう」、東京から来場した女性は「もっと人がいると思っていましたが、空いていたのでよかったです」と話していました。

午前中は特に目立った動きはありませんでしたが、午後からは、あいち・おまつり広場のイベントが途中で切り上げられたり、ギリシャ館が午後2時半で閉館するなど、影響が出ました。夕方からは小雨も降り始め、「こいの池のイヴニング」や「エキスポ・オールスターズ･パレード2」が中止になりました。（8月25日）