ナイジェリア連邦共和国のナショナルデー記念式典が23日、EXPOホールで開かれました。文化イベントでは、伝統舞踊と現代舞踊を織り交ぜた舞台で自然保護を訴えました。
国立舞踊団「ナショナル・トゥループ・ナイジェリア」の40人が出演。速いテンポの現代音楽に合わせ、環境破壊に警鐘を鳴らすダンスを舞い、舞台を暗くして海水汚染や森林伐採の様子をスクリーンに再現、動きを止めたダンサーが「人間は自然と共に生きなければならない」と観客に語りかけました。
この後、水の精や生命力の神が登場、笛の音に合わせてダンサーが激しく踊ると、舞台は少しずつ明るくなって自然を取り戻したシーンに。フィナーレは収穫を祝う伝統舞踊が華やかに繰り広げられました。
文化イベントでは、日本で活躍するナイジェリア出身のタレント、ボビー・オロゴンさんとアフリカ共同館親善大使役のアドゴニー・ロロさんも登場。2人は日本の歌謡曲「さくら」を歌いステージを盛り上げました。
式典には、ワジリ商務相が出席、フレンドシップ事業で交流する愛知県大口町の大使から花束を受け取った後、「日本とナイジェリアは友好関係が深い。愛・地球博を機にさらに友好を深めたい」とあいさつしました。(8月23日)
Windows Media Player 9ファイル(マーク付)をご覧頂くには、Microsoft社のWindows Media Player 9以降が必要になります。最新のWindows Media PlayerはMicrosoft社のサイトより無料でダウンロード可能です。