万博トピックス

　スーダン共和国デーの16日、EXPOホールで記念式典と文化イベントが行われ、国立音楽団がスーダン国内各地に伝わる民族衣装や伝統音楽・舞踊を披露しました。

　丸太を切って並べた木琴「バニンボ」、ギターに似た「タンブール」などの民族楽器の演奏に合わせて、ダンサーたちがステージ狭しと踊り、恋人同士の求愛をうたい、獲物を狙う狩りのイメージをリズミカルに表現しました。また伝統音楽「ファルサブ」では横一線になったメンバーが、一斉に足を踏み鳴らし、会場全体に大音響を響かせました。

　オマール駐日大使は式典で、「スーダンは平和に向かって努力しています。温かい心を大切にする日本の国際的事業『愛・地球博』に参加でき、大変光栄です」と、あいさつしました。（8月16日）

【写真上】スーダン各地の伝統音楽や舞踊を披露する国立音楽団
【写真左下】ギターに似た伝統楽器「タンブール」の演奏
【写真右下】あいさつするオマール駐日大使