万博トピックス

太鼓と棒術もできるロボット
人間型ロボット「HRP-2」お目見え

人間型ロボット「HRP-2（エイチアールピーツー）」の特別展示が21日まで、ロボットステーションで行われています（15日と16日を除く）

「HRP-2」は、身長154センチ、体重58キロ。強度を保ちながらできるだけ軽くしたスリムな体型で、2足歩行はもちろん、転倒したら自分で起き上がることができる運動神経抜群のロボットです。また、ソフトウエアをユーザーによって変えることが可能で、今後の人間型ロボットの研究開発や発展が期待されています。

【写真左】太鼓をたたく人間型ロボット「HRP-2」
【写真右】「HRP-2」を見つめる子どもたち

デモンストレーションでは和太鼓と棒術が披露されました。安定した腰つきと巧みなバチさばきで3曲を演奏した後、しなやかさと速さのあるダイナミックな棒術の演技で、子どもたちを魅了しました。

7歳の男の子は「家に泥棒が来た時に相手を倒せるくらいになってほしい」と目を輝かせていました。

展示は午前9時から午後4時15分まで。デモンストレーションは午後3時半から約10分行われます。（8月14日）