バングラデシュの文化や生活を紹介するイベントが、31日まで長久手会場の地球市民村で開かれています。人力タクシー「リキシャ」が体験できるコーナーでは、原色の派手な装飾が来場者の目を引いています。
イベントは、同国で貧しい人々の生活向上を支援しているNPO「シャプラニール=市民による海外協力の会」が1日から開催。伝統的な刺しゅう「ノクシカタ」や音楽などを紹介しています。
ひときわ人気を集めているのが「リキシャ」の体験コーナーです。リキシャは、後部の座席に2人が座れる3輪自転車。日本語の「人力車」が語源といわれ、首都ダッカでは約15万台が走る主要交通手段です。
グローバル・ループを走る自転車タクシーのような電動アシスト機能は備えていませんが、見た目の迫力は負けていません。ハンドルには赤いプラスチックの造花、座席や背面には農村などの風景が原色で描かれるなど、車体全体が派手な装飾で埋め尽くされています。
体験コーナーは、毎日午前11時10分からと15時10分からの2回開催(16、20日は休み)、同パビリオンの周辺を100メートルほど走ります。14日に母親とリキシャに乗った愛知県東浦町の野畑美緒ちゃん(3つ)は「怖いと思ったけど大丈夫だったよ。気持ちよかった」と満足そうでした。(8月14日)
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