子どもたちにオーケストラを親しんでもらおうと、大人気の「鉄腕アトム」をテーマにしたコンサートが13日、EXPOドームで開かれました。
EXPOドームを宇宙船に見立て、乗組員となった観客がアトムと一緒に宇宙に旅するという、ストーリー仕立てのコンサート。セントラル愛知交響楽団のメンバー約80人が、管楽器、打楽器、弦楽器を紹介しながら、鉄腕アトムに関する曲や「木星」など4曲を演奏。スクリーンには、2003年4月から放送されたアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」や宇宙の映像が映し出され、子どもたちは音楽と映像で、宇宙を身近に感じるひとときを過ごしました。
船長に扮(ふん)した宇宙飛行士の毛利衛さんも登場し、「宇宙でごみを捨てたら、船体にぶつかる危険性があるから絶対に捨てられない。ごみ問題は地球でも同じことと考えてほしい」などと話しました。
最後は、名古屋少年少女合唱団や一般公募の子どもらが参加して「鉄腕アトムのテーマ曲」を元気いっぱいに歌いました。(8月13日)
【写真上】「鉄腕アトムのテーマ曲」を合唱する子どもたち
【写真下】鉄腕アトムと船長に扮した毛利衛さん