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パキスタンデー
王宮ダンスなどで祝いのステージ

パキスタン・イスラム共和国デーの11日、ショーカット・アジーズ首相が出席し、EXPOホールで盛大なセレモニーが行われました。

アジーズ首相は「インダス川流域に栄えた文明や広大な自然があるパキスタンでは、人々は常に自然と調和したライフスタイルを作り上げています。パビリオンでは、人々が自然といかに共生してきたかを見ることができるでしょう。これまで利益を優先しがちだった世界に、開発と環境が調和することの大切さを示さなければなりません」と熱く語りました。

その後の文化イベントでは、モヘンジョ・ダロの古代遺跡、ガンダーラの仏教美術などが映像で紹介されるとともに、ミュージシャンとダンサー10組が登場し、ナショナルデーの開催を祝いました。

剣を持った男性らが民族衣装をゆらめかせながらくるくると回る「パンジャブダンス」や、美しい手の動きを見せる「カタック」と呼ばれる王宮ダンス、首にぶら下げた太鼓「ドール」を振り回しながら演奏するパフォーマンスなど、多彩な演目が次々と披露されました。最後は女性歌手のハディカ・キヤニーさんがアップテンポな曲を美しく歌い上げ、華やかなステージの幕を閉じました。（8月11日）