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トルコ共和国デーの式典が2日、EXPOドームで行われ、多様な文化を表現する音楽や舞踊が華麗に繰り広げられました。

民族楽器と現代楽器で編成された楽団と、かつてオスマン帝国軍が士気高揚のために編成したという軍楽隊が相次いで登場。地方によって異なるトルコ文化を表現するように、さまざまな曲調の民族音楽を演奏しました。モーツァルトの「トルコ行進曲」のメロディーが流れると、約2800人の観客は手拍子で応えました。

また、華やかな民族衣装を身にまとったダンサーが、音楽に合わせて数々の宮廷舞踊を披露しました。オスマン・トルコ時代のハーレムで盛んだったという華麗な舞いに、観客は魅了されました。

ベシル・アタライ国務相は、あいさつの中でトルコ館が「自然の叡智（えいち）賞」を受賞したことに触れ、「幾何学模様の中にある自然の叡智を表現し、自然のバランスを保護する重要性を強調したことが評価されたと思います。多くの方に来館していただき、光栄です。私たちの国トルコにも来てください」と話しました。（8月2日）