万博トピックス

スイスの建国記念日にあたる1日、グローバル・コモン4のイベントステージで、伝統音楽のコンサートが行われました。

「アルプスの少女ハイジ」の舞台、グラウビュンデン州のアルプホルン楽隊「エンジャディーナ」と、バリトン歌手のクラウディオ・ダヌーザーさんが登場、ドイツ、フランス、イタリア、ロマンシュの4つの公用語を使い分けて伝統的な楽曲を披露しました。

「エンジャディーナ」のメンバーは、仕事を持ちながらもアルプホルンを広めるために集まった有志で、毎年スイス国内で120回ほどのコンサートを開催しています。3メートル40センチの長いホルン5本をステージの中央にそろえて吹くと、音が共鳴して美しい響きとなります。張りのあるダヌーザーさんの声とホルンの共演は、万博会場にスイスの山々にこだまする響きを再現しました。（8月1日）