万博トピックス

イタリア館で23日、2006年開催予定の「トリノ冬季オリンピック」を紹介する展示会が始まり、その開会セレモニーが行われました。イタリア館前では、トリノオリンピック協会副会長のブルーノ・ランバウディ氏、イタリア上院議員議長のマルチェッロ・ペーラ氏らの到着を、トリノオリンピックのマスコットが出迎えました。式典で、ランバウディさんは「展覧会を通して、オリンピックの心とトリノを多角的に紹介したい」とその意義を説明。浴衣を着た日本の子どもたちが華を添えるなごやかな雰囲気の中、テープカットが行われました。

【写真】テープカット　右から2人目がブルーノ・ランバウディ氏、3人目がマルチェッロ・ペーラ氏

【写真】オリンピックを盛り上げ、パビリオンを囲うカラフルな幕

館の外壁には、スピードスケート、アイスホッケー、フィギアスケートなどの競技施設、オリンピック用に新設された人工雪やリフトの設備、トリノの町の風景など、写真を中心としたパネルが展示されています。世界各地を巡回する展示会は、日本では初めてで、パビリオンを囲うカラフルな幕がオリンピックを盛り上げ、通りがかる人々にもインパクトを与えています。（7月23日）