日本の伝統芸能を紹介する「日本伝統芸能十八撰」の最終公演が23日、長久手会場の日本広場で始まりました。今回は24日を含めると、計7団体が参加します。
23日は、3団体が出演。浜松市立都田中学校の男女43人は、先祖の成仏を祈る踊りとして引き継がれている「放歌踊り」を披露しました。
宮城県早稲谷鹿踊(わせやししおどり)保存会のメンバーは「鹿踊」を迫力いっぱいに舞いました。本物の角が付いた鹿の面をかぶり、「ささら」と呼ばれる4メートルもある長い竹でできた飾りを背に、前には太鼓を抱えて踊ります。装飾だけで10キロにもなる格好で、竹飾りをしならせながら踊る様子に、会場からは何度も拍手が起こりました。
【写真】「八岐大蛇(やまたのおろち)」の一場面
島根県の有福神楽保持者会は、県西部の代表的な伝統芸能「石見神楽」の中でも人気の高い「八岐大蛇(やまたのおろち)」を演じました。にぎやかな笛や太鼓にのって6頭の大蛇が登場。大蛇は、石見和紙と竹の輪を99本使って作られ、長さは18メートルにも達します。本物そっくりの大蛇の動きに、会場からはどよめきが起こり、6頭そろってとぐろを巻くと割れんばかりの拍手が会場を包みました。(7月23日)
【写真】「早稲谷鹿踊(わせやししおどり)」の一場面
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