カナダのブリティッシュ・コロンビア州カムループス市から来日した「カムループス・パイプバンド」が15日、グローバル・コモン2のイベントスペースで「バグパイプ」の演奏を行いました。
「バグパイプ」はもともと、イギリス・スコットランドの伝統楽器ですが、1600年代にカナダにイギリスの文化が伝えられて以来、ブリティッシュ・コロンビア州の文化としても親しまれ、伝え受けつがれています。
名前の通り、鹿の皮でできた「バグ(Bag)」と5本の「パイプ(Pipe)」からなり、1本のパイプから息を吹き込むと、脇に抱えた袋が膨らみ、それを腕で押さえて圧力をかけることで、残りの4本からさまざまな音が重なり合って響きます。
ステージでは、ケルトというスコットランドの伝統衣装を着た15人のメンバーが、古くから伝わる曲の数々を演奏し、気品のあるメロディーを響かせました。また4人のダンサーが元気に飛び跳ねながら、スコティッシュダンスを披露しました。
炎天下の中でしたが、会場には大勢の人が集まり、多様性のあるカナダの文化に親しんでいました。(7月15日)
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