ガボン共和国デーの12日、EXPOホールで記念式典と文化イベントが行われました。
文化イベントは、赤や黒、白色で化粧した男性奏者が、弦が一本の弓形ハープ「ムンゴ・ンゴ」を演奏してスタート。弦の一部を口に入れて、口を膨らませたり小さくしたりして音程を変えると、素朴で包容力ある音色が響きました。
続いて、ジャズシンガーのマミー・マフさんが、喜びの歌をアカペラで情感豊かに熱唱しました。また、男女10人のダンサーが、ヤシの繊維で作られた衣装に身を包んで登場し、喚声を張り上げながら激しいダンスを披露。マフさんの歌声や木をくり抜いた太鼓「ンクル」の突き抜けるような音に重なると、それぞれの音が共鳴し合って、アフリカの大地を思わせる力強いハーモニーになりました。
記念式典には、ンブンブ・ミヤク副首相が出席し「ガボンは、工業や林業、電気通信など未来ある産業の発展に力を入れている。環境問題も、国政の政策の柱としている。愛・地球博を通じて、発展と自然保護の両方に努めているガボンの取り組みを伝えたい」とあいさつしました。(7月12日)
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