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万博トピックス

三井・東芝館パビリオンデー
宇宙飛行士 秋山豊寛さんが宇宙から見た地球の印象語る

三井・東芝館パビリオンデーの画像1 三井・東芝館パビリオンデーの画像2 三井・東芝館パビリオンデーの画像3

【写真上】講演では図を描きながら宇宙の仕組みを解説
【写真左下】三井・東芝館のメインシアター「グランオデッセイ」を観覧する秋山さんと小学生
【写真右下】三井・東芝館を見学する秋山さんと小学生

三井・東芝館は6日、日本人初の宇宙飛行士 秋山豊寛さんを迎え、パビリオンデーを開催しました。愛知県の掛川小学校、春木台小学校、白木小学校から約200人の生徒も参加し、盛大なイベントが行われました。

秋山さんと小学生は、宇宙船を舞台に地球の危機を描いたメーンシアター「グランオデッセイ」を観覧。その後EXPOホールで秋山さんによる講演が行われ、15年前に宇宙を旅したときの経験や、宇宙から見た地球の印象を話しました。

秋山さんは「宇宙船の中では、窓に額を押し付けて、青く光る地球をじっと見ていました。その美しい姿を見て、何億もの人間が住んでいる地球は『命のかたまり』であることを改めて思いました。皆さんも、三井・東芝館で見た地球の姿を思い出して、地球で生きるために何ができるかを考えてください」と、子どもたちにメッセージを伝えました。

小学生から「宇宙のトイレはどうなっているんですか」と質問されると、秋山さんは、宇宙船の中で人間が排出した水分はどこへ行くのかを解説。人間から排出された尿や汗は、遠心分離や電気分解を経て水になり、さらに分解させて取り出した酸素を宇宙船の中で活用する、というリサイクルのシステムを説明しました。

秋山さんの講演が終わると、参加した3校の生徒たちによる理想の未来を表現した工作作品の発表や、サイエンスプロデューサーとして活躍する杉木優子(すぎきまさこ)さんの、エネルギーの原理を解く実験も行われました。(7月6日)