万博トピックス

ヨルダン・ハシミテ王国のナショナルデーが5日、EXPOホールで行われ、日本への親愛の情あふれるイベントが繰り広げられました。

開演前のロビーでは、｢ヨルダン・アームド・フォースズ・バンド｣のメンバーが、バグパイプを演奏、来場者を出迎えました。

男女の舞踊家が、切れのある踊りで舞台を駆け回ったのは｢ヨルダン王立舞踏団｣です。軽快なメロディーにのり、息の合ったフォーメーションで踊る姿に、観客はひたすら見入りました。

男性ばかりの｢アル・タフィーラ民族舞踏団｣は、一列に並んで肩を組み、足を力強く踏み鳴らすなど、コミカルな様子が会場を沸かせました。掛け声を発しながら動き回るダンサーにつられて、観客も手拍子で参加。上演が終わった後も、舞台と客席が一体となって盛り上がりました。

ヨルダンを代表してあいさつしたアケル・イード・ビルタージ国王顧問は「死海の環境浄化や飲料水の確保など、日本の支援に感謝しています」と丁寧な謝意を述べ、式典の舞台を下りるまで笑顔で手を振り続けました。（7月5日）