全国から公募で選ばれた伝統芸能の継承団体18組を、4回に分けて紹介する「日本伝統芸能十八撰」。2日は、日本広場の特設ステージ「日本華座」で3回目のステージが行われ、兵庫、岩手、新潟の3組が出演しました。
この日の公演では、350年もの間、酒蔵で歌い継がれる酒造り歌を歌う兵庫県の「灘の酒造り保存会」や、歌舞伎の面影がある演舞「綾子舞」を踊る新潟県の「柏崎市綾子舞保存振興会」を紹介。
また、パチン、パチンと太鼓を鳴らしながら登場したのは岩手県の「金津流石席鹿踊(かなづりゅういしぜきししおどり)」。顔全体を覆う鹿の面を付けた8人の踊り手が頭を激しく振りながら、200年以上の歴史を持つ「鹿踊」を披露しました。
各組は、日ごろ磨いた伝統の技を発揮し、会場を埋め尽くした観客を引き込みました。
このイベントは3日午前11時30分からも開催され、岐阜県の「可児歌舞伎同好会」と、鹿児島の「佐仁八月踊り保存会」が出演します。(7月2日)
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