万博トピックス

愛・地球博には、国内はもちろん海外メディアが多数、取材に来ています。世界各国から訪れるメディアの取材要請は、協会内にある情報センター映像管理室が対応。3月25日の開幕から6月末までで、105件もの取材リクエストが海外からありました。

1日のモロッコのナショナルデーに合わせて、同国のテレビ局「ドゥザム」の撮影班が前日から博覧会の取材をしていました。会場内の取材後、メディアセンターのビデオ編集室へ移動し、日本人編集スタッフのサポートを受け編集作業に入ります。取材したリポーターの指示で、映像を切ったりつなげたりします。編集を終えると、日本の通信事業者経由で本国へニュースデータをすぐ伝送。30日に取材したモロッコ館を中心とした会場レポートは、同日夜のニュース番組「アラビック」で放映されたそうです。

レポーターのジョセフ・ズイッティニーさんは、会場全体の完成度の高さを評価し「テクノロジーの進んだ日本が、その技術を環境保全に生かしていることは素晴らしく、発展途上国に継承していくことを望みます」と話していました。（7月1日）