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万博トピックス

大竹しのぶさんが「恋心」歌う
歌う喜び、恋する喜びに満ちたコンサート

大竹しのぶさんが「恋心」歌うの画像1 大竹しのぶさんが「恋心」歌うの画像2

【写真上】体全体で歌う喜びを表現
【写真下】与謝野晶子らの恋文を朗読

「恋心」と題された、女優・大竹しのぶさんのコンサートが29日、日本広場の特設ステージで開かれました。愛する人を思う気持ちを時に静かに、時に激しく歌い上げ体全体で表現する大竹さんに、詰め掛けた来場者は魅了されました。

コンサートは、瀬戸日本館で連日上演されている群読 叙事詩劇「一粒の種」と連動したイベントとして歌と朗読で構成。大竹さんが、小野小町の和歌「花の色は うつりにけりな いたづらに」を詠んで舞台に登場すると、張りのある声と華やかな姿に来場者は息をのみました。

「愛・地球博に来られたこと、このステージに立てたことを誇りに思います」とあいさつし、曲の合間ごとに言葉の成り立ちをひもとくように解説。「一粒の種」を観劇した時の様子を「役者たちのエネルギーをとても感じるとともに日本語の美しさに触れ、自分が日本人であり続けた思い出が浮かんできて涙が出ました」と話しました。

与謝野晶子らの恋文を朗読するシーンでは、感極まった表情と仕草で観客を圧倒。 ラストの曲「明日があるさ」では、大竹さんがステージを下りて来場者と握手しながら会場内を走り回るうれしいハプニングに、みんな大喜び。大竹さんのパワーに包み込まれた45分間でした。(6月29日)