【写真】実験に使用される愛・MATE
博覧会協会が会場運営用に使用している、携帯電話と情報端末機能を併せ持った機器による最新通信技術の実証実験準備が18日、長久手会場で始まりました。
「愛・MATE(メイト)」と呼ばれるこの機器は、端末同士が直接、無線通信ができ、さらに、端末が中継局となり、複数の端末を経由してその先の端末とのやり取りができる仕組みを持っています。こうした機能をうまく使えば、基地局が必要な従来の無線通信ネットワークとは異なり、端末間で自由にネットワークの構築ができ、通信ネットワークの可能性が飛躍的に広がると期待されています。
今回の実験は、慶応義塾大学、名古屋工業大学らの研究グループによって企画されました。7月8日からは多数のボランティアが参加し、長久手会場の日本広場、愛・地球広場、グローバル・ループで「愛・MATE」を使っての実証実験を行います。(6月18日)