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万博トピックス

伝統音楽でタイムスリップ
「日本音楽・伝統と今」始まる

伝統音楽でタイムスリップの画像

【写真】琵琶や三味線が共演

ジャパンウィークの一環で、日本の伝統音楽と文化を紹介するイベントが7日、EXPOドームで始まりました。7日から10日までの4日間、「奏」「踊」「叩」「集」をテーマに、古典楽器を使った演奏や踊りが披露されます。

「奏」をテーマにした7日は、伝統音楽を奈良時代から現代までの4つの時代に分け、俳優の江守徹さんをナビゲーターに、各時代の音楽を再現しました。

まず、正倉院の復元楽器を演奏する「天平楽府(てんぴょうがふ)」のメンバーが、五弦琵琶、ハープ型の「箜篌(くご)」等の楽器を使い、奈良時代の宮廷音楽などを披露。めったに聴くことのできない典雅な音色が響き、タイムスリップしたかのようでした。

次に、室町時代に発展した「能」が登場。「銕仙会(てっせんかい)」の能楽師が、「養老」を優雅に舞いました。続いて「江戸」時代をあでやかに再現したのは、「井坂斗絲幸社中(いさかとしゆき しゃちゅう)」の男女約40名と津軽三味線の「福居姉弟」の2人による、三味線と太鼓の囃子(はやし)に、会場には活気があふれました。

最後は、80余人の出演者全員による「現代」を表現した大合奏が行われ、時代を超えた音色の競演が響き渡りました。(6月7日)