日本経団連と「持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)」の共催による環境問題セミナーが7日、長久手会場のロータリーホールで開催され、日・米・欧を中心とした経済人280人が、民間企業の環境問題への取り組みについて意見交換しました。WBCSDは持続可能な発展に関して環境問題の啓発活動などを行う各国経済人による国際団体で、世界175企業のトップが参加しています。
冒頭、村上和雄・筑波大学名誉教授とA.H.ザクリ・国連大学高等研究所長が、「大自然の見えざる偉大な力」「Ecosystem Services(人間が生態系から受ける恩恵)」のテーマで基調講演。続いて、経団連メンバーや海外の大企業トップをパネリストに、「21世紀の社会における企業の役割」についてディスカッションしました。
イギリスからの参加者は「エキサイティングなセミナーで、環境問題に対する新しい波が起きているように感じた。日本の二酸化炭素削減対策も、印象的だった」と、感想を話しました。(6月7日)
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