アルメニア共和国デーの式典と催事が7日、EXPOホールで行われ、フレンドシップ事業のパートナーの愛知県作手村の中学生や招待客など計420人が参加しました。
作手中学校2年生の76人が両国の国歌を斉唱した後、アルメニアのアンドラニク・マルガリャン首相があいさつし「国や民族は、それぞれ独自の文化を発展させることが大切です。コーカサス共同館にあるアルメニアの展示コーナーは、生活技術をテーマにしており、自然と調和したわが国の暮らしを紹介しています」と述べました。式典の最後には、作手村の齋藤善英村長が、同首相に花束を贈呈し、友好親善を誓い合いました。
催事では、同国で活躍するジャズアンサンブル「タイムリポート」が、エスニックジャズと呼ばれる音楽を披露しました。ドラム、ピアノ、ベース、サックスというジャズのオーソドックスな楽器編成の中に、伝統的な縦笛「ドゥドゥク」を取り入れた演奏が特徴です。民族色にあふれたオリジナル曲が、観客を魅了しました。
「日本アルメニア友好協会」のメンバーは「映像・音楽とも、モダンな中にアルメニアの伝統が垣間見える。工夫が凝らされたイベントでした」と感想を話しました。(6月7日)
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