【写真】構造や取り組みをパネルで紹介
環境に配慮した新素材や技術を活用して建設した長久手・瀬戸両日本館の構造や取り組みを紹介する『「愛・地球博」日本館における自然の叡智展』が、6月12日までグローバル・コモン2のEXPOギャラリーで開かれています。
長久手日本館のコーナーでは、トウモロコシを原材料としたプラスチック外壁や間伐材を接着剤で束ねた柱、直径1.8センチの竹の筒を挿入して構造骨組みを支える取り組みなどを現物とともにパネルで紹介。瀬戸日本館のコーナーでは、カラマツを張り合わせて湾曲させた外装や太陽熱を生かした換気システムなどを説明しています。
また、閉幕後に素材を再利用するアイデアも紹介。長久手日本館を包む竹ケージを建物の塀に活用したり、照明器具に利用するアイデアをパネルで展示しています。(5月28日)