万博トピックス

都市と地域の創造活動から生まれた先端芸術や豊かな生活文化を紹介する「クリエイティブ　ジャパン（Creative Japan）」が26日、モリゾー・キッコロメッセで始まりました。

オープニング・セレモニーでは、「結び目」をテーマにしたファッションショー「KNOTS～つないでいくものたちのかたち」が行われ、13人のダンサーがユニークなパフォーマンスを演じました。8人が横一列につながったニットの服や、介護用マットの布に電球をちりばめた服、スカーフを四角のまま使った服、沖縄県特有の織りを使ったアロハ生地を100枚つなげた作品などを、踊りながら披露しました。

ショーを演出した、ひびのこづえさんは「人と人とのつながりを楽しみながら作品を作りました」と語り、巨大なジャケットを舞台化したアーティストの日比野克彦さんは「壁画が描かれた洞窟をイメージしました」と話しました。

パフォーマンスは、5月27日から6月5日まで毎日午後3時半と同5時からの2回、5月31日から6月2日の3日間は午後1時半からも開かれます。

会場では、横浜市や金沢市ほか15の都市と地域による、漆器や和紙などの伝統工芸の展示も行われます。（5月26日）