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万博トピックス

河合隼雄さんがゲストと対談
「知の対話」シリーズで作家の塩野七生さん

対談のもようの画像 河合隼雄さんの画像 塩野七生さんの画像 Windows Media Player 9で動画を再生する

【写真上】茶室で行われた対談
【写真左下】ホスト役の河合隼雄さん
【写真右下】ゲストの塩野七生さん

文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄さんがホスト役を務める「『知の対話』~日本文化はどこへ行くのか」と題された公開対談が25日、長久手会場の日本庭園内に設けられた茶室「香流亭」で開催されました。この日のゲストは、「ローマ人の物語」などの代表作を持つ作家の塩野七生さんでした。

塩野さんは、さまざまな民族が共存していた、かつてのローマ帝国を例に挙げて「考えが違う相手でも、一緒に生きていかなければなりません。相手を理解することは、自分の考えを相手と同じ考えにするのではなく、相手が自分と違う考えを持っていることを認めることなのです」と、異なる人種や民族の間での交流がそのような理解を深めることで可能なのだと説明しました。

事前にはがきで応募して当選し、対談の聴講に訪れた来場者は、塩野さんの発言に熱心に耳を傾けていました。

6月22日までに計5回の対談が行われます。次回6月2日のゲストは、日本を代表するバイオリン奏者の五嶋みどりさんです。(5月25日)

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