ポルトガル共和国デーの24日、EXPOホールで記念式典と催事が行われました。
ジョルジェ・サンパイオ大統領夫妻が出席して華やかな式典となり、ポルトガルの演歌ともいわれるファドと、フレンドシップパートナーの愛知県大治町の和太鼓奏者による大治太鼓が、音楽を通し交流を深めました。威勢の良い太鼓の音が響き渡った後は、ギターの静かな調べと、心に染み入るような哀愁に満ちた歌声が会場を包みました。
サンパイオ大統領は「嵐に遭ったポルトガル人が種子島にたどり着いたのが日本との初めての出会い。それから長年にわたり両国は互いに尊敬し、絶え間ない努力で良い関係を築いてきました。愛・地球博が環境への意識を推進する機会であると信じ、環境保護を人類全体の目的とし、努力し続けることが必要です」とあいさつしました。
午後2時から、大統領夫妻はポルトガル館を視察。同国が世界一の生産を誇るコルクで作った着物などに足を止め、見入っていました。
また、4回に分けて行われたワインの試飲会では、ソムリエの森泰憲さんが選んだ白、赤各3種類のポルトガルワインが用意され、事前に申し込みをした80人が堪能しました。(5月24日)
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