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音楽と映像が一体となった「フィリップ・グラス　シネマ・コンサート」が22日、EXPOドームで開幕しました。24日までの3日間、午後7時から開かれます。

映像は、人間にとっての自然環境とテクノロジーをテーマにした3部作。20年かけて完成した「カッツィ3部作」が毎晩1作ずつ披露されます。

この映像にシンクロする音楽を手掛けたのが、文明化に警鐘を鳴らす現代音楽の鬼才、フィリップ・グラスさんです。

初日の映像は、アメリカ先住民の言葉で、平衡を失った世界を意味する「コヤニスカッツィ」。映像を前にグラスさん率いるアンサンブルが音楽を生演奏し、熱狂的なファンの支持を集めていました。

23日の2作目は「ポワカッツィ（変容する世界）」、最終日は日本初上陸の「ナコイカッツィ（日常と化した戦争）」です。

当日は午前9時からEXPOドーム前で入場整理券を配布します。（5月22日）