アフリカの文化を知ってもらおうとマリ共和国が企画した砂絵「チェンチェンバリ」のワークショップが14、15日に引き続き21日、グローバル・コモン5、アフリカ共同館にある展示スペース、アフリカ・ライブで行われました。
マリ・ブースの展示デザイナーとして来日した、同国の画家ママドゥ・ディアネさんが講師となり、参加した子どもたちが赤や緑の色とりどりの砂を使って思い思いの作品を作りました。
マリの現地語で砂絵を意味する「チェンチェンバリ」は、砂漠の砂や岩を砕いた粉、木くずなどを使って描く現代アートの一つです。西アフリカ全域で見られる芸術で、絵だけにとどまらず、作品を家具に付けたり、天井を彩るデサインにしたり、活用方法はさまざまです。
色砂は、砂に絵の具を垂らし手でもむようにして作ります。作品は、木の板に下絵を描き、ノリを塗って、その上に好きな色の砂を掛けます。トントンと砂を払いのけると鮮やかに絵が浮き出てきます。黙々と作業を続けた子どもたちは、出来上がった作品を満足そうに眺めていました。
名古屋市名東区の谷本蓮くん(6歳)は初めての体験に「難しかったけど楽しかったです」と話しました。
22日の最終日は、午後3時からの部の受付を、同1時から始めます。定員は10人、3歳から6年生までが参加できます。(5月21日)
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