多民族国家ならではのパフォーマンスショーを毎日開催しているシンガポール館で21日、中国拳法の師範であるチョイ・イェン・チョウさんを講師に、太極拳教室が開催されました。
チョイさんが美しく滑らかに体を動かし、手本のスタンダードな型を披露した後、来館者を交えて型のレクチャーが始まりました。「ワン、ツー、スリー」とカウントしながら、型の一つひとつを参加者たちに分かりやすく教えます。背筋をぴんと張る、腰を落とす、両手を回して伸ばす動作など、見よう見まねでチョイさんの動きに合わせました。
教室に参加した愛知県長久手町の赤池桂さん(82歳)は「毎朝、太極拳をやっていますが、日本のものとは違うので、少し難しかった。太極拳は心が落ち着きますね」と話し、体と心をリラックスさせ、パビリオン巡りに向かいました。
シンガポール館では、今後も太極拳教室を行っていく予定があり、その他にも、観客参加型のダンスショーやメイクアップ教室など、体験を中心とした催しを計画しています。(5月21日)
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