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万博トピックス

アンデス共同館がオープン
豊かな自然と環境問題を紹介

アンデス共同館がオープンの画像1 アンデス共同館がオープンの画像2

南米4カ国(エクアドル、ペルー、ボリビア、ベネズエラ)による「アンデス共同館」が13日、グローバル・コモン2に開館しました。これで、会場内の全てのパビリオンがオープンしたことになります。

同館は2階建てで、4カ国の豊かな自然や歴史、直面する環境問題などを展示。円筒型のパノラマシアターや人工霧の発生器などが設置されています。

「人間の足跡」と題したスペースでは、1~7世紀に栄えたモチェ文明と現代の森林破壊などを紹介。1987年にペルーで墓が発掘されたセニョール・デ・シパン王の像や、美しい自然と森林伐採の様子を対比させ来場者に「環境に優しいか」と問いかけるボードなどが置かれています。

この日のオープニングセレモニーで、ベネズエラのミゲール・ポサニ政府代表は「現代が抱える社会問題を新たに取り上げたため、オープンに時間がかかった。4カ国の交流を深めながら、さらに充実させていきたい」と話しました。(5月13日)

【写真上】13日にオープンしたアンデス共同館
【写真下】モチェ文明を紹介するスペース