長久手会場EXPOドームで9日、「群馬県の日」のイベントが行われ、群馬県の歴史や産業、伝統芸能、特産品などが紹介されました。
舞台では、群馬県赤城村立南中学校の生徒と赤城村文化協会による古典芸能「上三原田の歌舞伎」や、桐生八木節が披露され、会場を沸かせました。特に、群馬民謡の八木節は、「草津よいとこ…」と歌うおなじみの歌詞とメロディーが親しみやすく、観客も引き込まれて楽しそうに手拍子を打っていました。
また、客席周辺のスペースでは、古くから盛んな製糸業の紹介として、まゆから糸を紡ぐ「座繰り(ざぐり)」が実演され、訪れた人は珍しそうにのぞき込んでいました。ほかにも、天然水やカブトムシの幼虫が来場者に配られるなど、自然に恵まれた群馬県ならではのイベントとなりました。(5月9日)
【写真上・下】群馬県のさまざまな魅力を紹介