日本三大川まつりの「尾張津島天王祭」が29、30の両日、長久手会場のかきつばた池で再現されました。同まつりは、500年の歴史を誇る国の重要無形民俗文化財。愛知県津島市を出て行われたのは初めてです。
29日の宵まつりでは、午後7時から、ちょうちんで飾られた5隻のまきわら船が、津島笛を奏でながら池をこぎ出しました。対岸に5隻が並ぶと、水面に映る火影に来場者から歓声と拍手が起こりました。
朝まつりが行われた30日は、午前11時と午後2時に、飾りをがらりと変えた車楽(だんじり)船が登場。能人形を飾った船が池をゆうゆうと進みました。(4月30日)
【写真上】能人形を飾っただんじり船
【写真下】ちょうちんで飾られたまきわら船