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　オーストラリア連邦デーの21日、EXPOホールで、ジョン・ハワード首相を迎え公式式典、催事が行われました。

　催事のメーンは、同国の子どもたちと、フレンドシップ事業に取り組む安城市、大府市から参加した子どもら総勢260人による共同パフォーマンス。星をイメージしたランプを持った子どもたちは、同国の若い作曲家が手掛けた合唱曲「希望と夢」に合わせ堂々としたステージを披露しました。

　ステージには、オーストラリア先住民のアボリジニの伝統的楽器「ディジュリドゥ」の奏者や、日本で尺八を学んだ尺八奏者のライリー・リーさんも参加し、独特のハーモニーを生み出していました。

　式典では、姉妹都市のシドニー、名古屋両少年少女合唱団が澄んだ歌声でそれぞれの国歌を斉唱。それを受け、ハワード首相は「子どもたちに安全な将来を提供するのは世界の大人が背負っている義務。一人一人の意識が大切です」とあいさつしました。（4月21日）

【写真上】会場を視察するハワード首相
【写真下】日本とオーストラリアの子どもたちが共演