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万博トピックス

古民家再生への道
瀬戸愛知県館で紹介

瓦の画像 展示されいているパネルの画像

 約85年にわたり、海上(かいしょ)の里山の暮らしを見続けてきた古民家を、市民の手により再生しようというプロジェクトを紹介するイベントが17日、瀬戸愛知県館のコラボレーション空間で行われました。

 2003年7月から約2カ月間にわたって行われた、古民家の解体から完成までの工程を映像とパネルで展示。「できる限り、古い材料を生かしたい」という思いで進められた作業は、湿気などにより老朽化が激しかった1階部分を除き、ほぼ昔の建材や建具をそのままリサイクル。赤津瓦の回収にはじまり、建材となる竹の伐採や加工、土壁塗りなど、総勢388名に上るボランティアの協力で行われた再生プロジェクトにより、生まれ変わった古民家は現在、海上の森の休憩所として利用されています。(4月17日)

【写真上】回収された赤津瓦
【写真下】パネルで再生の様子を紹介