万博トピックス

【写真上】森をイメージしたイギリス館の庭
【写真下】春の花が吹く庭園

　施設の半分が森をイメージして造られたイギリス館は、まさに春たけなわ。スイセンの花が庭一面に広がり「キツネの手袋」と呼ばれるジキタリスやシダなどの、青々とした草が生い茂っています。この庭には、イギリスを代表するアーティストが、自然から受けたインスピレーションをもとに作った、現代アートの数々が散りばめられています。妖艶な草花の間から独特の造形物を鑑賞し、心を奪われる人も多いようです。

　「恵みと、芽ぐみの星」がテーマのイギリス館。自然を応用した最新技術の数々を紹介しています。そのひとつで、センサーが物体を察知し誘導する、視覚障害者のための杖「ウルトラケイン」を開発した、ブライアン・ホイル博士が5月初旬に来日し、イベントを開催。また、5月はイギリスの花であるブルーベルが庭を埋め尽くすそうです。
（4月15日）