万博トピックス

【写真上】避難テントを見学する子どもたち
【写真下】給水の様子に見入る来場者

　国境なき医師団は、遊びと参加ゾーンにある地球市民村で「ＭＳＦ難民キャンプ展」を開催しています。実際に難民救済のために用いた避難テント、給水所、診療所などを展示。来場者からは「難民が置かれている状況がよくわかった」との声が聞かれました。

　国境なき医師団は、紛争、災害、飢きんなどが発生した地域に医療活動、食糧援助などの人道支援をしている認定特定非営利活動（ＮＰＯ）法人です。1971年にフランスで設立された、営利を目的としない国際的な医療援助団体で、1999年にノーベル平和賞を受賞しました。世界各国から参加した年間約3000人のボランティアが、世界のおよそ70カ国で援助活動をしています。援助活動のほか、愛・地球博への出展のように、難民が置かれている現状を世界の人々に伝える証言活動もしています。難民キャンプ展は4月30日まで開かれています。 （4月14日）