日本各地に古くから伝わる伝統芸能を紹介する「日本伝統芸能十八撰」の「江戸の里神楽」が9日、日本広場で披露されました。公演したのは、1819年に組織され東京都内の神社の祭礼時に公演活動をしている「間宮社中」という団体です。その芸能は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
この日の演目は「山海交易」。古事記に伝わる海幸彦・山幸彦の兄弟が登場する神楽です。兄・海幸彦から貸し出された釣りざおの釣り針を弟・山幸彦がなくしてしまい、兄弟げんかに発展してしまうくだりが最大の見せ場です。公演終了後、来場者は「見ぶり、手ぶりだけで表現をするところが面白い」「場面の説明をしてくれるからわかりやすい」と話していました。(4月9日)
Windows Media Player 9ファイル(マーク付)をご覧頂くには、Microsoft社のWindows Media Player 9以降が必要になります。最新のWindows Media PlayerはMicrosoft社のサイトより無料でダウンロード可能です。