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【写真】会見するカミンズ教授

　「もしも月がなかったら」の著者、ニール･F･カミンズ教授が来日、科学監修をした三菱未来館を見学し7日、記者会見しました。

　カミンズさんは「もしも・・・と予測できるのは人間だけ。大人になると忘れてしまいがちな、問いかけの持つ力に目を向けてほしい」と著作の意図を話しました。

　三菱未来館については「期待以上の仕上がりで非常によかった。私の原作が正しく表現されていて、日本の制作者、技術に敬意を表したい。感動で涙があふれました」と感想を述べました。

　前日に会場を見学したカミンズさんは「世界の文化が集合していて見応えがあった。『自然の叡智』というテーマについては、自然を奪うのではなく、共生していくことが大切。地球の環境への取り組みが遅すぎないことに期待したい」と語りました。
（4月7日）