万博トピックス

【写真】獅子が客席にも登場

　愛・地球博は、全国各地域の相互理解を深めるために「都道府県の日・政令指定都市の日」を設けています。5日は政令都市の日の皮切りとして、「神戸市の日」が開催されました。
「ようこそ笑顔あふれるKOBEへ」をテーマに、震災から10年が経過し生まれ変わった神戸をさまざまな形で紹介。イベントは愛・地球広場とEXPOホールの2カ所で行われ、会場の一つであるEXPOホールでは、立ち見の観客が出るほどでした。
　矢田立郎市長が「震災から10年が経ち、これまで復興を支援してくださった方々に感謝を申し上げます。元気になった神戸の姿をご覧になってください」と、開会のあいさつをし、セレモニーがスタート。ステージの中では獅子舞（ししまい）の世界大会で3位の実績を持つ兵庫商業高校の龍獅團（りゅうしだん）が登場。高校生たちが色とりどりの獅子頭（ししがしら）をかぶり、キレのある舞いを披露しました。途中、獅子たちが観客席に乱入するというハプニングもあり、観客たちを驚かせました。
　また、神戸出身の歌手・平松愛理さんやソプラノ歌手の鈴木美登里さんが応援に駆けつけ、ライブを行うなど、華やかなステージとなりました。（4月5日）