ページ内を移動するためのリンクです。


サイト内検索

万博トピックス

仏画で語る仏の教え
説法シリーズ「絵解き座敷」が開講

絵解き座敷の画像

【写真】曼荼羅を説明する梛野さん

 「人と人をつなぐ絵物語トーク」と題した催し、「絵解き座敷」が4日、瀬戸会場・対話パビリオンで行われました。
 絵解きとは、戦国の世を厳しい環境で生きることを強いられた民衆の中で、文字を知らない人に絵を使って説法をした手法をいいます。7月までに、8回にわたり、三河スーパー絵解き座のメンバー10人が講師となって、絵を見ながら仏法をわかりやすく教えてくれます。
 第1回のこの日は、1970年代生まれの若い住職、梛野明仁(なぎの・あきひと)さんが、地獄の様子などが描かれた熊野観心十界曼荼羅を示し「何のために生きるのかを考えるのが人生だ」と、熱っぽく説きました。
 絵解き座の活動は全国に及び、絵解き説法の再生に向けて動き出したといいます。梛野さんは「絵解きを使って、生きることの大切さを伝えていきたい」と、話しています。
 次回の絵解き座敷は、4月11日です。(4月4日)