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万博トピックス

千年先を見つめる技と心
中部9県が共同出展

直径6メートルの水のドームの画像

【写真左】直径6メートルの水のドーム
【写真右】背骨のある1つ目ロボット「サイクロプス」

背骨のある1つ目ロボット「サイクロプス」の画像

 中部千年共生村は、中部9県が共同で、千年先の未来まで持続可能なモノづくりをテーマに出展したパビリオンです。ここでは各県の、生物資源を価値あるものにする知恵と技に出合えます。
 このパビリオンの、2つのシンボル的存在を紹介します。
 ひんやりとした空気とともに、涼やかな水の音で迎えてくれるのは「ミズノバ」です。「水場」と、“新しい”を意味する「ノバ」を合成してできたネーミング。その名の通り、今までになかった水場です。水が噴射されて出来る直径6メートルの水のドームの中に入っていくと、水に守られているような安心感に包まれます。内側から外を眺めると、水の動きとともに変化する不思議な映像が楽しめます。中部千年共生村にできた異次元空間のオアシスです。
 パビリオンの真ん中で来場者を待ち受けるのは、何本もの管が下がった、背骨のある一つ目ロボット「サイクロプス」。管から空気圧を送り込むことで、50本の筋肉が人間のようなしなやかさを生み出しています。大きく体を動かすと、首を傾けてジッと見つめてきます。その目は、人を、地球を、そして千年先を見つめているかのようです。(4月3日)