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万博トピックス

大自然の神秘と現実を写す
海洋写真家・高砂淳二トークイベント

海洋写真

【写真左】海の中の様子を紹介
【写真右】作品をスライド上映

海洋写真家・高砂淳二トークイベント

 瀬戸会場・市民パビリオンの対話劇場で1日、海洋写真家の高砂淳二さんが世界中を旅して撮影した作品をスライド上映しながらトークイベントが開催されました。
 自然の雄大さと美しさを余すことなくとらえた写真の中には、日常からはほど遠い楽園のような光景が広がっていました。しかし、高砂さんは、「アザラシの出産シーズンには一面の銀世界がところどころ血で染まり、子育てが2週間ほどで終わるとそれを待っていた雄が交尾を始める」といった、生き物であれば当然の現実もしっかりと話していました。また、「(人間が捨てたごみを)母鳥が魚と間違えひなどりに与え、それが胃に詰まって死んでしまう。人は頭が悪いと彼らをアホウドリと呼ぶが、本当の『アホウ』は人間」と強調しました。
 トークイベント後は、海にかかわる活動をしている3人の若者を加えた対話会も行われました。このイベントは3日まで続きます。(4月1日)

※高砂淳二さん出演は1日のみ。