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万博トピックス

三州瓦で見せる散りゆく桜
愛知県の工業製品がオブジェに

三州瓦で見せる散りゆく桜の画像1 三州瓦で見せる散りゆく桜の画像2

三菱未来館から南を眺めると、瓦が散乱しているかのような「花もあらしも」と命名されたオブジェがあります。「花」は白やピンクの花びら型で表現。木羽立ての手法を用いて幾重にも重ねて並べられた瓦は「あらし」を表しています。風に吹かれて散る桜の花びらを、どっしりとした重量感のある瓦で表現しています。

オブジェは、日本一の瓦の生産量を誇る三州瓦を使用。愛知県内の高浜市や碧南市で生産される三州瓦は、県内の矢作川流域で採取される三河粘土を用いています。年間200万トンもの三河粘土を採取して大量に生産され、国内シェアの6割を占める三州瓦は、まさに愛知県を代表する工業製品といえます。(3月31日)


【写真上・下】「花もあらしも」と題して表現された屋外展示