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開幕6日目を迎えた30日、インドネシア共和国がEXPOホールで、政府代表のレトノプッチィ・ブゥディ・アステュティさんが出席してオープニングセレモニーを開きました。

同国のパビリオンは、豊富な天然資源を展示するほか、多様な文化に基づいたパフォーマンスを披露し、自然と文化との関係を表現しているといいます。

会場では、2004年末のスマトラ沖地震の津波で大きな被害を受けたアチェのビデオを流し、被災者を追悼しました。この後、鮮やかな民族衣装を着た1人のダンサーがスクリーンの下に登場し、民族舞踊が披露されました。

伝統的な民族舞踊は、インドネシアの多様な文化が融合されて生み出されたものです。ジャカルタ、バリ島などのいくつかの地方の舞があでやかな動きで披露され、観客を魅了していました。全体的な手足の動きから1本1本の指先に至るまで、扇子やお皿を使った丁寧な踊りは息をのむ美しさでした。（3月30日）